現在は世界中が情報化社会の中にあり、良いことも悪いことも様々な情報が世界の隅々まで飛び交っています。日本でもこうした環境で生活をしていると様々な情報が毎日洪水のように押し寄せてきます。なかでも最大の問題は自分が「正しい情報」を得て「正しい判断」をしているかということです。
大衆心理で人は三つ以上の選択肢があると迷ってしまい正しい判断ができなくなると言います。確かに多くの情報を与えられると人は迷いが生じます。与えられる情報は「すべて正しい」ことが前提でなければなりません。ところが今の日本ではそう単純なものではなく、メディア(新聞や公共電波)を通して流れる情報がすべて正しいとは言い切れません。全てのメディアとは言いませんが、多くのメディアは発信する情報の審査をしていません。
情報発信には規制が必要なのでは
少なくとも暮らしや生命に影響のある「環境問題や健康問題等」の情報発信にはメディア規制をかけるべきです。多くの人々は「性善説」で公共電波から流れる情報に「ウソやデタラメ」は無いと思って疑いません。ここに「情報商法の闇」があり、それを利用する輩が多く生まれ「メディア商法」を展開しています。
最近は新聞やTVよりもSNSやYouTubeの方が情報発信力に優れていると言われていますが、すでにそこも「闇情報」を発信している輩に利用され始めています。彼らの発信力は強烈で、メディアに流す情報はとても洗練されており、視覚に訴える「見た目の印象」で信じ込ませ購買意欲を駆り立てるように仕向けています。
現代のメディアを取り巻く環境は情報の「良し悪し」よりも、見境のない売るための「利益追求」の無法地帯になっているような気がします。それでも私たちは「毒されずに」皆様に少しでも本物を紹介してきたいのです。